社長ブログ President Blog

理解不能

昨晩自宅に帰り夕刊を読んでいると、理解不能な記事を目にしました。

「前Jリーグ大分トリニータ社長を観光庁長官に起用」

大分トリニータは乱脈経営のため、前社長は辞任し、いまだに社長も決まらず大混乱に陥り
資金繰りにも瀕し、Jリーグからの緊急融資が無ければ経営破綻する状況にあります。
前社長はキャリア官僚から大分トリニータに片道切符で移り、弱小チームをJ1まで押し上げた
功労者だと言われると同時に、乱脈経営の責任者でもあります。
Jリーグ球団はプロ野球球団と同様に地域の人々、ファンにとって大切な公共財です。大切な公共財の
存亡の危機にありながら、自分だけゴールデンパラシュートをつけて安全な場所に逃げ出しています。
普通の感覚なら、大分トリニータの行く末がはっきりするまであらゆる行動を自粛するでしょう。
観光庁長官と言うポストがよっぽど軽いのか、或いは起用しようとしている国土交通大臣の
感覚まで疑ってしまいます。

とにかくリーダーの出処進退として理解不能です。