社長ブログ President Blog

投票率

昨日は東京都議会議員選挙の投開票が行われましたが、前回の選挙とは大きく違い、逆の結果が出てしまいました。

近年の衆議院議員選挙
2005年 自民党勝利
2009年 民主党勝利
2013年 自民党勝利

と衆議院選挙においても毎回大きく揺れています。その時の流れで、候補者の資質には関係なく
どこの党に所属しているかが、選挙の勝敗の大きな要素となっています。

また昨日の東京都議会選挙の投票率は43.5%と低投票率です。この投票率では民意を表しているとは
とても言えないでしょう。以前本ブログでも書きましたが、電子投票の導入が不可欠だと考えます。
技術的には既に可能な域に達していますが、投票率が上がることを嫌う、既得権益を持っている各種団体(宗教団体含む)が
導入を阻止しています。一般有権者のほとんどの人の大切な休日(日曜日)に、喜んで選挙に行く殊勝な人は多くはないはずです。
既にスマホ、携帯、パソコンで銀行取引、馬券・舟券の購入など、本人確認が極めて重要なやり取りを日本国内で
数千万人のユーザーが行っています。投票率が80%以上になれば既得権益を持っている各種団体(宗教団体含む)の影響力がなくなり、
世の中が大きく変わるきっかけとなることでしょう。

現在成長戦略云々を言われていますが、既得権益者の猛烈な巻き返しにより、政府から国民に提示されているものは
骨抜きプランです。電子投票を採用すれば、自ずと既得権益者の影響を受けない議員が増え
その議員たちが当たり前のことを当たり前に実行すれば、結果として成長戦略は現実のものとなるでしょう。

2012年12月16日 投票率