社長ブログ President Blog

納税

昨日2015年度3月期決算に基づいて当社にとって少なくない金額の税金を納めました。有効に活用して欲しいとは思うのですが
残念なことですが多くを期待できるとは考えられません。

数年前ですが当時ホープと言われていた厚生労働大臣のタウンミーティングが自宅近くで開催され、参加しました。

「高齢者の病院窓口負担?」
「年金のマクロスライドによる減額?」

大臣から参加者にこのような質問があり、賛成反対の挙手を求められました。参加者に高齢の方が多かったためか
反対の挙手が多かったです。当然でしょう、自分自身にとって不利なことですから。
私は社会保障政策に関する根本的な話があるのかと思い、タウンミーティングに参加したのですが
近視眼的な話ばかりなので、大臣に質問しました。

私「少子高齢化社会の中、10年、20年、30年、もっと先を見据えた大局的な社会保障政策の話を聞きたい」
大臣「明日からの委員会で高齢者の病院の窓口負担、年金のマクロスライドによる減額を討議する。そのための参考意見を伺うために
有権者の皆さんに集まってもらっている。今私の頭の中は、この件で一杯だ」

少子高齢化の中、限られた予算を分配しなければならないわけですから、高齢者にも痛みを負担してもらわなければならないはずです。
このような話は一切出ず、結果が容易に想像できる稚拙かつ近視眼的な質疑応答に終始しました。
繰り返しますが、この政治家は当時ホープと言われた厚生労働大臣です。これでは、政治に期待しろと言われても期待できません。