花園神社は今日から例大祭です。境内には露店が100以上出て賑わっています。
アメリカのオバマ大統領が現職大統領としてはじめて広島平和記念公園を訪問し、スピーチを行いました。
この訪問についての評価は色々と別れていますが、私はこの訪問を評価します。
核兵器のない世界が将来来るべきだと考えていますが、その道のりは極めて厳しいものでしょう。
現実の国際社会はきれいごとだけでは対応できないことは理解しています。
アメリカが世界最大の核兵器保有国であり、日本はそのアメリカの核の傘の下にいるという矛盾した現実もあります。
でも出来ることからはじめないことには、何もできません。アメリカ国内では「原爆投下が第二次世界大戦を終結させた」と
肯定的に考えられています。アメリカの現職大統領が原爆資料館の展示物である、「子供が投下日のお昼に食べるはずだった
弁当箱の黒焦げのごはん」、「原爆投下直下の石階段にある、熱光線により蒸発して亡くなった人間のシミ」等を見ることにより感じるものがあるでしょう。
彼が見ることにより、世界の目が広島により向けばそれはそれで価値のあることです。
この一歩が核兵器のない平和な世の中へのものだと信じています。
