社長ブログ President Blog

懺悔

今月の日経の私の履歴書は珍しく全部読みました。執筆者は経営学者の野中郁次郎氏です。
私は学生時代、彼に対して大変失礼なことをしてしまい、今は懺悔の気持ちしかありません。
彼は私の学生時代、私が在学した一橋大学の改革を今井賢一教授らと実行しようとしました。
ことの詳細は割愛しますが、学長選挙に立候補した今井教授をなんと私たち学生が排斥したのです。
当時の若い学生には、今井教授、野中教授が行おうとしたことそのものではなく、彼らをただの大きな権力としか見ることが出来ず、
つまり、ものの本質ではなく、その場の空気に流され、幼い行動をとってしまいましまったのです。

話しは変わりますが、野中教授が提唱する知識創造理論は、今触れると複雑化する社会プロセスの中、とても魅力的に感じます。