社長ブログ President Blog

軽い

宮崎県知事の東国原氏の言動を巡って連日報道されています。一昨日自民党の幹部から次期衆議院選挙に
出馬を要請され、彼は「私を総裁候補にして戦う覚悟はあるのか」と条件を突きつけました。

1.知事の任期を務め上げていない(任期途中)
2.県知事選挙で信任してくれた宮崎県民を自分の野心のために踏み台にしようとしている

上記理由から彼の言動は非常に軽く、無責任に感じます。確かに国と地方の関係上、国の制度を変えない限り
地方が変わらないことはあります。しかし、知事1期をしっかりと全うし、実績を残した上で
宮崎を変えるために国のどの部分を変えなければならないのかを、丁寧に宮崎県民及び全国の有権者に対して
説明しないことには共感を得ることは出来ないでしょう。自民党は追い込まれているためなりふり構わず
利用できるものは何でも利用しようとします。東国原氏も利用しようとしているコマの一つに過ぎないのです。
かつて自民党は敵対していた社会党と連立を組んで政権に居座った実績があります。東国原氏はあせる必要は
全くありません。忠実に宮崎のために職責を果たすべきです。明確な実績を残せば、いくらでもチャンスは
あるはずです。ここで知事の職責を投げ出せば「ただの軽い人間」としてレッテルを張られるだけでしょう。