「ネクタイ卸組合、クールビズ廃止陳情」（読売新聞）
先日このような記事を目にしました。なんてナンセンスなことをする人たちだろうと呆れてしまいました。
真夏の暑い時期に軽装→一般生活者の理解
温暖化防止→一般生活者の理解、世界的課題
私自身も以前は真夏でもネクタイを着用していましたが、一昨年の夏からネクタイの着用をやめました。
首筋も涼しく、体感温度も相当落ちたように感じました。今後クールビズがより世間一般に浸透することは
どうしようもない大きな流れです。
そう言った流れを理解せず、政治に陳情するとは昭和の感覚です。時代錯誤も甚だしいとはこのことでしょう。
クールビスの流れはありますが、ネクタイ文化は一般生活者に間違いなく深く浸透しているため、
無くなることは無いでしょう。私がネクタイ会社の経営者なら、既存のネクタイマーケットはしっかりと死守し
クールビズによるネクタイ売上げ減少を補うために、ネクタイ製造で培った技術を利用して別の魅力ある商品を
開発することを考えます。政治家に陳情する時間なんて無駄です。
世の中の変化を的確に捉え、変えるべきことはドラスティックに変えなければならないことは
私自身にも当てはまります。
