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石碑

石碑は語る 森隆著 読了

著者は約一年かけて日本全国の地震にまつわる五十か所もの石碑を訪ね、丹念に調べ、淡々とした表現で
地震とそれに伴う津波、火災、山崩れなどを表現しています。淡々とした表現だからこそ
逆に自然の恐ろしさが浮かび上がってきます。

石碑には、自然に対する畏怖の念、そして将来に対する生々しい教訓が記されています。
人間は自然をコントロールすることは出来ません。しかし、石碑を用い、次の代に真実を伝え残すことは出来るのです。

「100回逃げて、100回来なくても、101回目にも必ず逃げて」東日本大震災 釜石市唐丹町(津波記憶石/伝えつなぐ大津波)