社長ブログ President Blog

思うこと

毎週日曜日の夜に鉄腕ダッシュを観ています。昨日の放送では、東京湾から隅田川、神田川をのぼり
ポイント、ポイントで生息する魚をチェックしていました。

何と私が毎週ウオーキングコースにしている自宅近くの神田川(新宿)でアユの生息が確認されました。アユが生息しているということは
水質が非常に良いと素人ながらも考えてもよいでしょう。高度経済成長時代、工業化の中、東京湾、隅田川、神田川は、汚染され
とてもアユが生息する環境ではありませんでした。自宅近くにアユが生息していることを知り、とても嬉しくなりました。

またふと思うこともあります。現在成長している新興国に日本が公害を克服した環境システムを持っていき、困っている国、人たちに
手を差し伸べることができれば、今後日本が国際社会の中での立ち位置がより確固としたものになるでしょう。
既にこのような取り組みはやっていることでしょうが、より積極的に行うべきですし、行っていることを国際的にアピールすべきです。

高度経済成長時代、海、河川、大気等は汚れ、人間、生物に大きな悪影響を与えました。
1970年代に小学生だった私は、社会科の授業で、京浜工業地帯の中核都市である川崎を大気汚染及び工場排水の影響で
公害の街の象徴として習いました。しかし、現在の川崎には公害の痕跡を感じません。