今月の日本経済新聞の「私の履歴書」は面白い。吉野家ホールディングス会長の安部修仁氏が執筆しています。
・記述が自慢話になっていない。
・安部氏自身が非エリート。
・吉野家入社前は、ミュージシャンを目指し、吉野家とのきっかけはアルバイトでの就業。
・吉野家は一度経営破綻しているが、そこから再起している。
・吉野家の商品が牛丼という身近なモノ。
面白い理由を私なりに列挙しましたが、たくさん出てきます。逆に面白くない「私の履歴書」の傾向もあります。
・年寄りの自慢話。
・世間で言う立派な学校の出身かつ、立派な会社のサラリーマン社長、会長の話には修羅場におけるリアリティさを感じない。
もっと端的に言うと、「ドラマの有無」です。
