昨日母方の伯父が亡くなりました。
私の子供の頃の盆暮れの行動パターンは、ワンパターンでした。（笑）いつも家族揃って、父の実家（三原市）、
母の実家（神辺町）の順番で泊りがけで行くことでした。
其々の実家では、父の兄弟の家族、母の兄弟の家族が集まり、いとこも其々10名ほどおり、いつも賑やかなものでした。
亡くなった伯父は、父親（私にとって祖父）が昭和20年にフィリピン沖海戦で戦死（遺骨は無し）した為、幼くして家長となり
祖母（曾祖母）、母親（祖母）、妹3名（私の母親たち）、先祖から受け継いだ田んぼや畑を、地元の農業団体に勤務する傍ら守ってきました。
盆暮れに伯父に会うと、農作業で日に焼けた顔で「よー来た、よー来た、元気か、元気か」と可愛がってもらったものです。
母の実家から帰る際は、伯父が作った農作物を車に積めるだけ積み込みました。
伯父も戦争により人生を左右された人です。戦争は誰も幸せにしません。普通の人の生活を大きく変えるのです。
夕方からの通夜に参列し、伯父の冥福を祈りました。
