学生時代のゼミナールの指導教官であった山崎昭先生のミニ同窓会に出席しました。
卒業から30年近くたつので先生はお歳を重ねられていますが、立ち振る舞いは当時のままです。
私は過去、現在と様々なコミュニティに所属してきましたが、一定の傾向があります。そのコミュニティの特徴は
「賑やか、騒がしい、猛々しい」ことです。一方山崎先生のゼミナールをコミュニティと例え、特徴はと言えば
「穏やか、思慮深い」です。それは先生のお人柄とそれを慕ってくる学生たちから醸し出される雰囲気と言えるでしょう。
普段の私の付き合いの中では異質なコミュニティです。しかし、非常に居心地がよく、卒業後も山崎先生のゼミナールのOB会には
欠かさず出席しています。
高校時代、世の中の社会現象（特に経済）を理論的に理解し、証明したいと考え、経済学部に進み、3年時から山崎先生のゼミナールに
入れてもらいました。しかし、山崎先生のレベルが高すぎて、私は早々に落ちこぼれてしまいましたが
山崎先生はそのような私でも温かく接してくださいました。私は卒論だけでもまともなものを書こうと考え
大学4年の正月は帰省せず、アパートで原稿用紙に向かっていました。結局その卒論も、約120枚の枚数には到達しましたが
中味はと言うと相当問題のある出来でした。（笑）
今後も山崎先生、ゼミナールの仲間たちと良いお付き合いができたらと考えています。
