社長ブログ President Blog

あてにするな

中学2年生の息子が通う中学は明日から再開です。休校中、私が出社する日以外は、彼と朝夕に人を避けての散歩を日課としていました。
コロナ禍においてよかったことの一つとして、散歩の時間を通じて彼との会話が増えたことです。
人生をどのように生き抜くのかを私なりに話しました。

彼にも関連しますが、学校及び教育委員会の休校中の対応には、不信と怠慢を感じざるを得ません。
休校中はプリントを配り、そのプリントをたまに学校に持参するのみです。今後学校が再開したとしても
新型コロナ感染者拡大の第2波、第3波が発生、新型コロナとの付き合いの長期化は、素人が考えても容易に想像できます。
しかし、学校の今後のスケジュールを見る限り、第2波、第3波の影響を想定していません。また、オンライン学習の
準備を行っている形跡もありません。情報端末及び通信環境を用意できない家庭があるかもしれませんが
その場合は、貸し出す等すれば解決するはずです。政府は100兆円を超える予算規模の対策を打つと言っているのなら
オンライン授業に必要な予算は微々たるものです。(予算規模の真水は実は30兆円ほど)
またオンライン授業を行うにしても、いきなりできるわけではありません。先生、生徒共にオンライン事業に慣れるためには
それ相応の準備期間が必要です。休校中に準備を行えばよいものを、全く行っていません。

やる気のない学校及び教育委員会をあてにしてもバカを見るだけなので、最近は息子には、
「自分で勉強するしかない。学校はあてにするな」とまで言っています。