社長ブログ President Blog

腹を据える

新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあります。

夜の街関連の感染者とありますが、ホストクラブとキャバクラがメインであり、ホストクラブの客の一定数はキャバクラで働く女性です。
ホストクラブとキャバクラは繋がっているのです。新型コロナ感染者の増加を防ぐには、ホストクラブ、キャバクラ等の風俗に
休業要請することが最も効果的なのですが、現行の法律ではできません。ホストクラブ、キャバクラ等の風俗を名指しで
休業要請を出し、客に利用を控えるように政府、自治体の長が言い、訴えられた場合、裁判で負けるでしょう。では法律を変えればよいのかと言えば
時間的なロスが出てしまいます。

現在のような非常事態下では、知事、市長、区長等が自らの責任であえて法律に反する要請と注意喚起を行ってもよいでしょう。
将来営業妨害等とこれらのお店から訴えられてとしても、有権者はちゃんと見ています。

危機的状況にあるときは、政治家には腹を据えて蛮勇を振るうことが求められます。常識的なことしかできないのであれば
官僚に任せておけば良いのです。

またこのような風俗の利用者のお陰で、まわりまわって子供たちの学校生活にも影響が出ます。意図せず子供、学校関係者に感染者が出てしまえば
学校は再び休校とせざるを得ません。子供たちは既に3月から5月末まで休校を強いられ、いまだに通常の学校生活に戻っていません。
無責任な大人の行動により、罪のない子供たちが我慢を強いられるのはどう考えてもおかしいです。

だからこそこのような業態に対する休業要請と客に対する利用自粛を政治家が自らリスクを負って行動しなければならないのです。

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梅雨の谷間の青空です。気持ちがいいです。