社長ブログ President Blog

現実

新型コロナウイルスが感染拡大しています。

ただこの時期の感染拡大は十分に予想されたことです。

現状
1.根本的な治療方法が確立されておらず、「マスク着用」「換気」
「手指消毒(手洗い)」と言った、古典的な公衆衛生に頼るしかない。
2.1にも関連するが、新型コロナウイルスに関してもまだまだ不明な点がある。
特に後遺症について。
3.秋冬にかけて気温、湿度共に下がることによる、更なるウイルスの活発化。
4.国の施策である「Go to トラベル」「Go to イート」で人が移動する。
5.4の国の施策は、結果として「人の移動」「三密」を促し、
国民に対して「気の緩み」をもたらしてしまった。

今後の見込み
1.「手段免疫の獲得」或いは「特効薬、ワクチンの完成」までの
2~3年は、現状の生活を余儀なくされるでしょう。
つまり感染拡大→抑え込み→感染拡大→抑え込み→感染拡大→・・・・
この繰り返しです。

どうすればよいのか?
1.歴史に学ぶ。特に100年前のスペイン風邪の教訓を活かす。
2.国、自治体は、想像力を働かせ、施策を打ち、その施策を
その時の感染状況に応じて臨機応変に対応する。
3.国のTOP、つまり総理が正直に国民に対して以下事項を呼び掛ける。
①今後2年程度の厳しい見通しと我慢が必要であること。
②困っている業界、業種に対してできる限りの応援はするが、
財源が限られているので完璧な対応はできない。
③マスク着用、換気、手指消毒(手洗い)の古典的な公衆衛生の
徹底を呼び掛ける。

この国難にあたり、中途半端な判断で、中途半端な施策を打つよりも
厳し現実を提示され、そして覚悟を求められた方が
日本人のメンタリティに響くと考えます。

以下今日の妙正寺川で見かけた白鷺です。