社長ブログ President Blog

昨日はプロ野球のドラフト会議でした。その結果で嬉しいことがありました。
四国・九州ILリーグ、BCリーグ、クラブチームの選手、10数名がドラフト指名、育成枠指名を受けました。
都市対抗野球が隆盛だった時代は、各大手企業が野球チームを抱えていましたが、不況、本業専念のため
多くの名門チームが解散に追い込まれました。2002年には社会人野球の最高峰である都市対抗野球に優勝しながら
いすゞ自動車は自社の野球チームを解散しました。例えて言うと、横浜高校が甲子園で優勝した直後に
野球部を解散することと同じです。社会人野球チーム数が減少すると、高校、大学を卒業後、すぐには
プロ野球には行けないが野球を続けたいと言う夢を持った人間の行き場所が減るのです。
野茂英雄氏は高校卒業時とてもプロ野球へ進むレベルには無く、社会人チームの新日鉄堺(当時)に入りました。
そこで練習をすることによりプロ野球に入ることが出来、その後の活躍はここでは書くまでもありません。
野茂氏は社会人野球にとても恩義を感じていて、社会人チームに代わるNOMOベースボールクラブという
クラブチームを自費で運営しています。クラブチーム、独立リーグチームがかつての社会人野球チームに
代わってプロ野球を目指す若者の受け皿となっているのです。
クラブチーム、独立リーグ共に練習環境、生活環境共に恵まれていません。そのような中で自分の「夢」に向けて
努力をして、その結果プロ野球選手になった若者を私は無条件で応援したいです。さらにプロ野球選手になったことで
満足せず、1軍の試合に出て活躍して欲しいです。

当社にもかつてミュージシャン、作家等の自分の「夢」を追いかけていた社員、研修生がいます。
若い時に「夢」を持つことはとても良いことです。しかし、才能、周囲の諸事情で断念せざるを得ないこともあります。
新しい「夢」である「インフラ系エンジニア」を目指して頑張ってください。