今年一年を私なりに考えて見ます。まず経済環境は良くなる事は無いでしょう。一昨年の金融危機から
はじまった景気悪化は実体経済にも明らかに影響を与えています。今年はさらに深刻な事態になる
可能性が大です。ですから外的要因を当てにすることは出来ません。しかし、外的要因が悪い事を
言い訳にすることも出来ません。日々のビジネスは外的要因に関わらず続くのです。ただ現実は
現実としてしっかりと理解したうえでの行動が大切です。ビジネスに魔法はありません。お客様の
要望を的確に把握し、数少ないチャンスを確実にモノにしなければなりません。創意工夫、地道な
努力の繰り返しです。今年一年を乗り切れば明るい未来が待っているはずです。百年に一度と言われる
経済危機を乗り切ったことになるのですから。
午後は広島新球場の建設現場に行きました。私は元々現在地での立替を主張していました。
現在地は原爆ドームと大通りを挟んで相対しています。原爆ドームは「静の象徴」、広島市民球場は
「動の象徴」と言えます。原爆から復興した広島に相応しい絶妙な配置です。また野球場を移転すると
跡地利用に関する「跡地問題」が発生します。
多大な問題点を抱えたまま、現市長の思惑で現在建設中の場所に移転が決まったのです。新球場は
今年3月に竣工するにも拘らず「跡地問題」に対する明確な回答は未だに有りません。
建設中の現場付近を歩いて感じたことを書きます。
1.新球場と交通拠点の広島駅までの導線の整備がなされていません。ハードの整備が成されて
いないのなら、最低限のソフト面での対応がなされるべきですが、的確な発表は聞きません。
試合開始前、終了後、3万人の観客をどの様にさばくのでしょうか?
2.新球場だけがぽつんと建設されています。新球場の経済効果をより大きなものにする、新球場の
周辺開発(賑わい施設)が全く進んでいません。
「跡地問題」、上記二点は今後広島の発展を考える上でキーになってくるはずです。
初売りの獅子舞
息子は甥、姪につきっきりで遊んで貰い今日もご機嫌です。子供が子供の面倒を見ています。