社長ブログ President Blog

景気実感徒然

IT業界に身を置いている私の景気実感を書きます。
昨年秋以降、新規プロジェクトは軒並み中止、延期の憂き目を見ました。例年だと新年度はじめの4月から
新規プロジェクトが多数立ち上がるのですが、景気の先行きが読めないことを理由に、一部金融系(法改正を伴う)を
除いてエンドユーザーが新規IT投資には慎重な姿勢をとりました。その結果、新規プロジェクトのほとんどは
立ち上がりませんでした。
しかし、6月に入って数は少ないですがポツポツと新規プロジェクトが実行されるようになりました。
例年比で言うと数は十分の一以下で、予算管理も極めて厳しいです。
繰り返し本ブログ内でも述べているように年内、景気は底打ちプラスαの低空飛行を続け、年が明けてから徐々に
上向き、来年度4月以降規模としては従来の七、八割ですがITに対して予算が実行されるでしょう。

当社は厳しい渦中にいますが、景気が悪い事を理由に後ろ向きな姿勢をとるのではなく、攻めるべきは攻め
締めるべきは締める体制で荒波に挑みます。既存のお客様にはより深く接し、新規のお客様の開拓を泥臭く
行い続けます。またお客様先で働く当社の技術者各自のレベルアップも当然です。

この1年生き残るのではなく、「勝ち残る」ことを目指して行動しなければなりません。「勝ち残る」ことが出来れば
お客様に認められたという大きな自信を得ることが出来ます。