社長ブログ President Blog

信用の手前

日本経済新聞12月23日32面 交遊抄 引用

「略 彼女の才能には心から敬意を抱いているが、いまも「愛ちゃん」「しーかちゃん」と
呼び合う私たちの信頼がどこに根ざしているのかといえば、遠い昔、掃除を
さぼらなかったというところにあるような気がしてならない。人が人を信じられるかどうかは、
才能よりもずっと手前にあると思う。」

脚本家の大石静さんが劇作家の永井愛さんとの交遊を記しています。彼女たちは、人が嫌がることであっても
当たり前のことを当たり前に繰り返していただけです。当たり前のことが出来ない人は、信用以前の問題です。
大石さんと永井さんは、うわべだけの付き合いではなく、お互いの本質を見極めた上での
親友と言えるでしょう。