社長ブログ President Blog

縄跳び

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 楠木健著を読みました。
500ページ以上の分量ですが、飽きることなく数日で読むことが出来ました。
一般的なビジネスマニュアル本ではないため、ビジネスだけではなく、各個人の生き方においても
応用できる内容です。

ポイント
1.戦略の本質は、思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。
2.一見して「非合理」と思えることが戦略においてキーポイントとなり
「合理的」なことだけでは他との差別化は出来ない。

「非合理」なことを行うことは勇気が要ります。私の過去を振り返っても
「非合理」と自身で認識していながら、あえて「非合理」なことを行ったことがあります。

アマゾンの書評では賛否が分かれていますが、私は支持します。ビジネスの現場では
マニュアルは存在しません。しかし、物事を判断し進めるための普遍的な考えは存在します。
著者なりの普遍的な考えを、最終章で「骨法十か条」としてまとめています。
即効的なマニュアルでもないし、普遍的なだけに既に他の人が主張していることと
被るため批判的な人もいるのでしょう。

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午後自宅近くの広場で息子と縄跳びと野球の真似事をしました。縄跳びは二十年以上振りです。
縄跳びの縄が子供用のため、私には短くかっこよく飛ぶことは出来ませんでした。