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寛容と科学的根拠

豪紙「クジラが救われた」=反捕鯨団体は勝利宣言 時事通信引用

国際司法裁判所(ICJ)が南極海での日本の調査捕鯨に中止命令を下しました。
この判決には納得がいきません。また反捕鯨団体のテロに近い行動に対しても強い憤りを感じています。

クジラは特別な生き物なのでしょうか?もしクジラが地球上から絶滅する可能性があるなら
捕鯨中止を求められることは致し方ありません。南氷洋ではミンククジラが増えすぎて、逆に他の生物の
生態系を壊しているという調査結果があります。

人間は、生きとし生けるものを殺生し、生きています。

韓国人は犬を食べる。オーストラリア人はカンガルーを食べる。フランス人はガチョウに無理やり餌を食べさせ
肥大した肝臓を食べる。ヒンズー教徒は牛を神聖化しているが、他教徒が牛を食べることを咎めない。

民族、宗教により食文化は様々です。日本人は古来よりクジラを命がけで捕えて、肉、皮、骨等すべての部位を
無駄なく活用し、クジラに対して敬意を払ってきました。まさにクジラを捕え、食べることは日本人の文化そのものです。

他の民族、宗教に対する寛容の心無く、科学的根拠も無い行動は、相互の信頼感を失います。
今回のICJの判決は非常に残念なものですが、日本政府は堂々と世界に対して日本人とクジラの文化を粘り強く訴え続けるべきです。

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夜桜もいいものですね。