社長ブログ President Blog

もう一度投げたかった

NHKスペシャル もう一度投げたかった  炎のストッパー津田恒美の直球人生の再放送を観ました。

94年が放送1回目ですから何度目の再放送でしょう。いつ観ても感じるものがあります。

通算成績では、彼以上成績を残した選手は多くいますが、彼はファンの記憶に残る選手でした。
日常生活では気が優しく、そのため「弱気は最大の敵」と常に肝に銘じてマウンドに上がっていました。
他球団の主力選手とは、常にストレートでの真っ向勝負を挑み、タイガースのバースには「津田はクレージー」と称され
ジャイアンツの原は、津田との勝負時にフルスイングした結果、ボールの勢いに負けて左手首を骨折し
彼の選手寿命に影響することとなりました。

野球選手として最も輝ける年代で脳腫瘍を発症し、野球を辞めざるを得なかった津田投手の無念。
91年4月に脳腫瘍と判明し、戦列離脱直後の闘病中、奥さん運転の車で試合中でカクテル光線に光る旧広島市民球場の回りを
回った時の様子が番組の中でありました。本当に切なく感じます。

私自身の人生は彼の人生とは比べることは出来ませんが、日々の当たり前の日常に感謝です。