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やり切る&チャレンジ

トライアウト群像。2度戦力外の木村昇吾と不祥事途中解雇の奥浪鏡を結ぶ「野球は楽しい」の共通言語 本郷陽一 『論スポ』編集長

木村省吾選手は過去FA宣言をしましたがどの球団からも声が掛からず、結局ライオンズにテスト入団となり、その後怪我もあり
2度の戦力外通告を受けました。奥浪選手は若手の有望株として期待されていましたが、不祥事を2度も起こし解雇となりました。

しかし、両名ともまだ野球がやりたい気持ちが強く、トライアウトを受験したのです。一昨日の元タイガースの奥村選手のことを
書きましたが、野球に対する情熱があるのなら、悔いがないところまでやり切ることが大切だと考えます。
やり切った経験がなければ、第二の人生に進んだとしても後悔の念を持っての行動となります。

特に野球などのスポーツは若い時しかできません。勉強、ビジネスは年齢を問いません。だからこそ可能性がある選手は
プロに行くべきです。毎年のドラフト会議で指名される選手はたった100名程度です。
参考までに、東京大学の一学年の定員は約4000名、早稲田大学の一学年の定員は約10000人、就職人気企業の5大総合商社の総合職の
内定者は計約1000名程度となっています。有名大学、企業の定員とは単純には比較できませんが、
プロ野球選手はとてつもないエリートであることがわかります。
今年のドラフトで早稲田実業の清宮選手、東大の宮台選手がドラフト会議で指名され、プロに進むことになりました。
清宮選手が早稲田大学に進学したとしても、大学には清宮選手よりも勉強で秀でた人はいくらでもいます。
宮台選手が財務省に入省したとしても、彼より優秀な人はいくらでもいます。
しかし、彼らのようにボールを遠くに飛ばす、速いボールをストライクゾーンに投げ分けることができる人は
非常に稀有な存在です。

確率論 100人(ドラフト会議で指名される人数)÷1200000人(現在の20歳前後の1学年の人数)≒0.008%

木村選手、奥浪選手にはトライアウト結果の吉報、清宮選手、宮台選手には今後のプロでの活躍を祈念しています。

ちなみに当社の社員にも若い時にしかできないことにチャレンジした者が複数名います。ミュージシャン、デザイナー等を目指していました。

午後息子と久々に歌舞伎町のバッティングセンターで打ち込みをしました。普段使わない筋肉を使ったので疲れました。(笑)