社長ブログ President Blog

73年目の夏

8月6日は広島で生まれ育った私にとって特別な日です。

私が小学生の頃は、夏休み中にもかかわらず8月6日は出席日となり
担任の先生が思い思いに被爆、平和について授業をされていました。
その中で一番印象に残っているのは、3,4年生時に担任だった森重久子先生の授業です。
女学生時代に原爆投下直後に火の海の中を逃げ回ったことを涙をぽろぽろと流しながらお話しされました。
日頃厳格な先生だった為、そのギャップもあり、その時の授業が今でも鮮明に記憶に残っています。

戦争に「良い戦争」、「悪い戦争」はありません。戦争の状況を作りださないようにすることが
国のリーダーの最も大切な仕事だと考えます。戦争を仕掛ける国、戦争を仕掛けられる国、その両方の国のリーダーは
結果責任のみ問われるだけです。原爆において一瞬に非戦闘員である子供、女性、お年寄りを中心に
10万人以上もお亡くなりになり、生き残った方々も原爆の後遺症で苦しむことなりました。