社長ブログ President Blog

あの日

あれから10年。あの時、あの日、何を
したのかを振り返ります。

14:46 会社で社内ミーティング中に
今まで経験したことがない大きな揺れ。
机の上に設置していたスキャナー機が
宙に飛んで床に落ちる。

16:00 交通機関の乱れが出ているため、
内勤者に帰宅を促す。
私は客先で働いている社員の動向を
把握するため社内に残る。

18:00 友人から電話あり。「交通機関の
乱れで、自宅に帰ることが出来ない。
開き直って一杯やろう」と誘いあり。
友人と四谷近辺で待ち合わせ。

18:30 会社を出る。多くの人が歩いて
家路に向かっている。幹線道路は人の波。

19:00 友人と落ち合い。四谷近辺の
数少ない営業している居酒屋に入る。
店主が「皿やグラスが床に落ちて
大変だった」と言う。
この店で1時間ほど過ごす。
友人に同僚から電話が入り、
皆帰宅困難とのこと。彼、彼女たちと
新宿で合流することに。

21:00 新宿で友人の同僚たちと合流。
新宿の居酒屋に入店。結局朝まで飲む。
明け方、JRが動き出したことを
店員さんから聞く。

6:00 店を出る。私は、会社の状況を
念のために確認しようと会社に向かう。
会社に異常なし。

7:30 普段通り動いていた大江戸線を
利用して、自宅に戻る。
タンスがひっくり返り、ものが散乱し
酷い状況。

妻と息子は、豊洲のキッザニアに
行っており、キッザニアの施設で夜を
明かす。もし自宅にいたとしたら、
タンスの下敷きになっていたかもしれない。

テレビを見ると、津波に襲われた
東北エリアの惨状が繰り返し放映されていた。
テレビコマーシャルが全て公共広告機構に
差し代わり、同じ内容の映像が繰り返し
流れていたことが印象に残ている。