社長ブログ President Blog

土曜日その3

土曜日ですがいつものように出社しています。昨晩の歓迎会&懇親会の賑やかさが嘘のように静かです。
静かな中でゆっくりと一人で会社の事を考えます。私にとって貴重な時間です。

現在最も好きなプロ野球選手は、タイガースの金本です。私の好きなタイプは、「気持ちの強い選手」で、
古いところでは外木場、江夏です。金本は先日のジャイアンツ戦で頭部にデッドボールを受けましたが、
直ぐに復帰し、次の打席では踏み込んで打っていました。並みの選手ではとても出来ません。
金本はカープに入団当時は、線が細く、打撃技術も拙い選手でした。しかし、猛烈な練習を積み重ねて
今の立場まで上り詰めました。彼はカープ時代、そしてタイガースに移籍しても後輩たちに
良い影響を与えています。TOPの選手が徹底した自己管理と猛烈な練習を実行するのですから
若手は怠けるわけには行きません。赤星、鳥谷、藤本たちは金本の背中を見て成長しているのです。
また、裏方さんたちに対する気配りも欠かしません。このような素晴らしい選手を放出した
カープ球団に対して大きな怒りを感じます。カープは10年以上低迷し、今年も同様です。
その原因は「経営不在、経営者の自己保身」につきます。私はカープファンですが、
無理なことを球団に求めません。「6年に1度の優勝、2年に1度の優勝争い」が出来ないのなら
真面目に経営する意思を持つ企業、人物に売却すべきです。金本がタイガースにFA移籍した際、
彼はカープ球団に対して無理な条件を出したわけではなく、基本線では残留を望んでいました。
しかし、オーナーは金本のFA移籍金に目がくらんで残留を要請しませんでした。その後、黒田、新井も
カープを出ることになりました。3名に共通していることは、高いレベルで野球をしたいと言う
強い意志です。カープ球団が彼等に対してそのような環境を与えることが出来なかったのです。
最近はカープファンであることが空しいし、悲しいです。真面目に経営した結果がダメなら諦めもつきますが、
ろくな経営努力をしていません。球団内で独裁者として権力を振るっている松田オーナーには
即刻やめてもらいたいです。

カープ球団の真実とファンの覚悟