午前中、妻の買い物の荷物持ちで
近所のスーパーマーケットへ
出向きました。このような際に
街角ウォッチとして物価の動向を
チェックします。
全般的に物価は上昇傾向にありますが
特に目立つのはコーヒー
(インスタント含む)の価格上昇で、
これが体感的に顕著です。
インスタントコーヒーの価格推移は
2020年を基準に100とすると
最大値は113.9(2023年4月)、
最小値は94.5(2017年9月)と
なります。
コーヒーの価格上昇は避けられません。
なぜなら、日本産で商業的に
利用されているコーヒー豆はほとんど
存在せず、海外からの輸入が
必要だからです。
外国為替相場のチャートを確認すると
2020年12月は1ドルあたり
103.24円でしたが、 2021年10月には
148.74円、 そして2023年6月には
143.72円となっています。
過去2年半で円が40数%程度価値を
失っているため、輸入品の価格上昇は
避けられません。しかし、価格上昇が
まだ10%程度に収まっているのは、
各企業の努力によるものかも
しれません。これには少し驚きました。
現在の物価上昇は、円安などの
要因によるコストプッシュ型
インフレーションです。
日本の経済が健全に発展するためには
需要サイドを刺激し、
デマンドプル型のマイルドな
インフレに転換することが
必要でしょう。
政治はケンカだ! 明石市長の12年
泉房穂、鮫島浩著読了