社長ブログ President Blog

国益

中国、原発トリチウム放出で反論 
福島第1処理水の上限超えで
共同通信引用

中国が科学的根拠を全く無視する
主張には度々驚かされます。
さらに、昨年7月に施行された
改正反スパイ法は、この法律が恣意的に
乱用されるリスクを高めています。
中国では共産党とその頂点に立つ
習近平国家主席の意向や面子が最も
重視されます。このような状況下、
中国との関わりを避けたいと思う
気持ちもありますが、地理的に隣国で
あるため、簡単には避けられません。
その上、中国に対しては根拠を示し
明確に主張し、価値観を共有する
国々との強固なネットワークを構築する
必要があります。

フランスの元大統領シャルル・ド・
ゴールが「国家に友人はいない。
あるのは国益だけだ」と述べた言葉は
現実を突きつけています。
日本の政治家には、このような気概を
持って行動できる人がいるのかと
考えさせられます。