社長ブログ President Blog

オリンピック

オリンピックを観ていると思うことがあります。オリンピックで戦う選手を2つに分けることが出来ます。

1.自分の力を出せずに敗退していく選手。
2.自分の力を存分に出して結果を出す選手。

私は野球好きなので野球を例えにして書きます。ホームランはヒットの延長だと
良く言われます。同じことがスポーツ選手にも言えます。

ヒット:自己ベスト、自分のスタイルのプレー
ホームラン:自己ベストの結果、自分のスタイルのプレーの結果

ここまでのオリンピックで印象に残った選手は、柔道の内柴選手と石井選手です。
内柴選手は、アテネ五輪で金メダルを獲得しましたが、その後国際大会では結果が出ず
前評判は低かったです。また、石井選手は一本勝ちを美徳とする日本柔道界では異端で
とにかく結果が出ればよしとするスタイルです。
ともに自分のスタイルのプレーを取りきり、その結果として金メダルに輝くことが出来ました。

何はともあれ今後の日本選手の活躍に期待したいです。

話は変わりますがまた野球ネタです。
現在カープのショートを守っているルーキーの小窪選手は注目に値する選手です。守備、バッティング共に
発展途上ですが、試合に出ると現在の自分の力を出し切る選手です。順調に成長すれば今後10年はカープの
ショートorセカンド、2番は安泰です。
また、最近特に思うのですが野球の名門高校出身者は高校の指導者が良いのか、技術だけでなく
先に書いた小窪だけでなく若いながらもセルフコントロールが出来ています。
PL学園:小窪、前田健太・・・(古くは清原、桑田、立浪、片岡、宮本、小早川、西田、金石、木戸・・・)
横浜高校:涌井、成瀬・・・(古くは松坂、高橋建、鈴木尚、多村、愛甲・・・)
プロ野球に入った選手でも自分の力を出せずに数年で去っていく選手も多いです。