午前中大手コンサルティング会社が出版している人事系雑誌の取材を受けました。
当社の経営姿勢、人材育成方針についてお話しし、研修ルームも見ていただきました。
当社の経営姿勢、人材育成方針についてお話しし、研修ルームも見ていただきました。
週末に4月生のS君がITILに合格しました。おめでとうございます。
最近読んだ本を紹介します。紀伊国屋書店の新刊本コーナーで手に取り、経済危機を
考える参考にでもなればと思い購入しました。
資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言
かつて「改革」の一翼を担うべく、権力の中枢にいた中谷巌氏の「懺悔の書」と言うことがキャッチフレーズです。
キーワード
・グローバル資本主義というモンスター
・支配のツールとしての新自由主義
・環境破壊
・格差拡大
・中流消失
・国民総幸福量
・歴史
・宗教
経済危機の原因を、経済学ではなく、日本、アメリカ、ヨーロッパ等の各々の歴史、宗教的な視点から
論旨を展開しています。多くの文献から引用していますが、特に宗教面（一神教）での論理の飛躍には
違和感を感じました。しかし、一世を風靡した学者が「懺悔」と言う言葉を用いている点での潔さは
評価できます。文化論的な著書だと思って読めばそれなりに楽しめます。
余談ですがアマゾンのレビューで、
＞かつて中谷氏の絶頂期に、さる企業が講演を依頼したところ、「100万円以下ではお引き受けできない」と
＞断られたそうである。100万円は、中谷氏が感銘を受けたというブータンの人々の年収の数年分に相当する。
＞資本主義がもたらす剰余の分配にかくも強欲な中谷氏が、いまさら「懺悔する」では、神様もさぞかし
＞困惑されるだろう。
とありますが、私自身も十年程前に某会にて講演会を企画した時に全く同様の経験をしました。
