多かったです。池には蛙が産卵し、物珍しい卵に対して息子も含めて子供たちは興味津々です。
政治の劣化、無責任さは目を覆うばかりです。電機、自動車業界は、日本の経済の根幹を
支えているのですが、この二つの産業は世界総不況に巻き込まれて総崩れです。それ以外の
産業も目を覆うばかりの惨状です。まさに百年に一度の経済危機に直面していると言っても
過言ではありません。しかし、政治家にはまったく緊張感がありません。中川氏の酔っ払い
記者会見は今にはじまったことではありません。日本人の記者からするといつものことなので
取り立てて珍しいことでは無かったのですが、海外の記者の目には当然奇異に思えたのです。
また、ここ二代の総理大臣が任期途中で理由にならない理由で政権を放り投げています。
このような政治の劣化の原因を考えると世襲議員に行き着きます。現在世襲議員の比率は
約4割です。彼らは苦労も無く育ち、苦労も無く議員になっています。恵まれた彼らに、
皮膚感覚で庶民の生活を理解しろといっても無理なことです。選挙活動においても、
世襲候補者は、非世襲候補者よりも「地盤」「看板」「カバン」と全てにおいて恵まれています。
100メートル競走で例えると、世襲候補は99メートル地点からスタートし、非世襲候補は
通常スタートラインからスタートすると言えるでしょう。このような状況が当たり前になると、
政治の世界に非世襲の優秀な人材が集まらなくなります。優秀な人材であれば、他の世界で
あったとしてもそれなりの立場で幸せに暮らしているはずです。その様な幸せな地位を
投げ捨てて、ハンディを背負った苦行のような選挙戦を戦うでしょうか?冷静に考えれば政治の
世界に進もうとはしません。政治を活性化するためには、世襲候補に一定の歯止めをかけなければ
益々人材不足に陥ることは自明です。より多くの有為な若者に門戸を開かないことには
日本の将来は暗いです。逆に多くの有為な若者が政治を目指すようになると、間違いなく日本の
政治は活性化するでしょう。
ポイント
世襲候補(子供、妻、甥、姪等)の先代議員と同一選挙区からの立候補の禁止
↓
有為な若者が政治の世界を目指しやすくなる