社長ブログ President Blog

木瓜(ぼけ)満開

12月22日に書いた「日本の経営」を創るに続き、経営の力学経営を見る眼と伊丹敬之氏の著書を読みました。
経営学的な書は多数ありますが、伊丹氏の著書が胸に響きます。

私なりの解釈
伊丹氏の主張:机上の空論ではなく、人の心を動かす戦略、現場の眼が輝く組織等に力点を置いている。
前提として計数管理等のテクニックを持つことは当然。
アメリカMBA的思考:計数管理等テクニックを優先し、働く人の気持ちまで踏み込んでいない。

伊丹氏は私が学生時代、一橋で教鞭を執られていました。ですから伊丹氏の授業を受けようと思えば
受けることが出来たのですが、当時の私は勉強の意味を見出すことが出来ず、ホッケーの練習のために
毎日学校のグランドには行っていたのですが勉強を怠けていました。しかし、現在ビジネスの世界にいると
伊丹氏だけでなく、当時教鞭を執られていた他の諸先生方の授業内容も今となってはどれも非常に
興味深いものばかりです。今学生に戻れるなら授業の出席率100%のとても真面目な学生になるでしょう。
当時の出席率は限りなくゼロに近かったです。(笑)

私の周囲を見回したところ、仕組み(組織)を作っても、その仕組み(組織)の中で働く人の気持ちを考えず
運営している企業はうまくまわっていません。私自身勉強すべきことは勉強し、周囲の出来事を反面教師にして
謙虚な姿勢でビジネスに取り組みたいです。

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オフィスエントランス横の木瓜(ぼけ)が満開です。

WBC日本チームは韓国チームに負けてしまいましたね。でもまだ諦めるには早いです。
気持ちを切り替えてキューバチームと戦ってください。