社長ブログ President Blog

八月十五日

今日は八月六日と同様に第二次大戦が終わった特別な日です。

父方の祖父は戦争中、当時日本の統治下にあった台湾で一旗揚げようと一族郎党を引き連れて広島の片田舎から
移住しました。しかし、敗戦後台湾で日本人が生活できるはずも無く、着の身着のまま日本へ引き上げました。

母方の祖父は、農業を営んでいましたが赤紙で召集され南方戦線で戦死しました。戦後祖母は女手ひとつでで
四人の子供を苦労をしながら育てました。

八月六日のことは先日書きました。最近戦前、戦中の昭和史に興味があり、それらの本を読んでいます。
歴史に関しては、特定の作家の著作のみ読むと歴史解釈に偏りが出るので複数の作家に接するようにしています。

こう言ったことから、戦争は結局弱者が泣きを見るのだと強く考えるようになっています。当時のエリートと
呼ばれた政治家、軍人等指導者が、民衆を正しい方向に導いたのか甚だ疑問です。指導者に必要なことは
ノブレス・オブリージュのみです。

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ミーは暑さでへばっていました。