社長ブログ President Blog

メンバーの指導その2

メンバーの指導に関して具体的事例をあげて説明します。

「指導する人間と指導される人間の信頼関係が重要」

先日プロ野球西武ライオンズの大久保コーチが選手に暴力を振るったと言う理由で解雇されました。
野球と言う体育会系の世界では体罰は珍しいことではありません。体罰だけを厳格に指導者(監督、コーチ)に
適応すれば球史に名を残した長嶋さん、星野さん、古葉さんは皆即刻解雇と言うことになります。
*私は体罰を無条件に肯定しているのではありません。ビジネスの世界では絶対にあってはならないことです。

以下で大久保コーチと指導者として球史に名を残した三名の監督経験者との違いを書きます。

星野さんは、中村(武)、彦野、山崎、古葉さんは、高橋(慶)、達川、長嶋(清)、川口、正田らに
鉄拳制裁を加えて一人前の選手に育て上げたのです。長嶋さんも実は非常に気が短く
中畑、西本、新浦らは洗礼を浴びています。

ここで名をあげた鉄拳制裁を受けた選手たちは、自分を一人前にしてくれた各監督に対して非常に
感謝しています。

かつてこのようなことがありました。

カープ対ドラゴンズ戦にて
ドラゴンズのキャッチャーの中村(武)が鼻血を出しながらバッターボックスに入りました。その時の
カープのキャッチャーは達川です。

達川:「武志どしたんや?鼻血が垂れとるで?」
中村(武):「さっき星野さんにボコボコにやられたんですよ」
達川:「わしものー、若い頃古葉さんにようやられたで。古葉さんの場合は蹴りじゃけいの。星野さんは
武志に期待しとるけえ手が出たんじゃろ。辛抱せいよ」

指導する側と指導される側に強い信頼関係があったことは間違いありません。
また事例であげた三名は鉄拳制裁だけでなく、各選手に対して細かい気配りを持って接していました。

指導を受ける側に変化が無いのなら、なぜ変化が無いのかを指導する人間は考えなければなりません。
その結果として指導方法を変える必要性が出てくることもあります。

ポイント1:指導する人間は指導される人間との間に信頼関係を築くべく務める。
ポイント2:指導を受ける人間に変化が無いのなら、なぜ変化が無いのかを考え、場合によっては
指導方法を変える。

大久保コーチは上記2点に対する配慮が無かったのでしょう。上記2点の配慮があれば
問題にはならなったはずです。

この一週間の万歩計の計数です。

8月8日(日)5,765歩
8月7日(土)9,854歩
8月6日(金)6,022歩
8月5日(木)12,162歩
8月4日(水)9,217歩
8月3日(火)8,304歩
8月2日(月)8,256歩