電力供給が非常に厳しくなってきました。日本は原子力エネルギーに約三割頼っています。
原発は連続運転１３ヶ月以内に定期検査が義務付けられているため、来年５月までに
国内の全５４基の原発が停止することになります。その全ての原発が再稼動しないと仮定すれば
約１年の短い期間に総電力供給量が、一気に３割減ることになるのです。
定期検査を無事終えれば通常の場合、再稼動の運びとなるのですが
現在の福島第一原発の状況を考えると地元の理解、同意を得ることが難しいため
再稼動することが非常に厳しくなっています。
１．全ての原発を再稼動させない
２．安全基準を非常に厳しいものとして、その基準に超えた原発のみを再稼動させる
選択肢は上記二つしかありません。１を選択するのならライフスタイルを根本から
見直さなければなりません。企業、家庭共に７割の電力しかないことを前提に日々を
過ごさなければならないのです。たった１年しか移行期間がありません。
言うは優しいですが、行うことは非常に難しいです。
トヨタ自動車の社長は「日本で物作りの限界を超えた」とこぼしています。
２を選択する場合も、今回の福島第一原発の事故を教訓にしなければなりません。
私自身は、１，２どちらを選択しても対応可能だと考えます。但し、それには条件があります。
どちらを選んだとしても、前提となる複数の厳しい条件があり、その条件をスピード感を持って
速やかに実行する必要があります。中途半端な対応が一番まずいのです。
とにかくどちらかを覚悟を持って選ばざるを得ないのです。
午後息子を床屋さんに連れて行き散髪してもらいました。いつもの坊主頭の出来上がりです。
息子はこの髪型？をとても気に入っています。お地蔵さんみたいなので、幼稚園で同級生に、
道行くおじいさん、おばあさんに頭をなでてもらうからでしょう。
