・・・私が、自分は知らないことがたくさんあるということをありのままにみんなに知ってもらったから、
そうした欠点をカバーするために皆がもてる知識や知恵を提供してくれ、そこから成果が生まれてきたのだと思う。・・・
故松下幸之助翁談
そうした欠点をカバーするために皆がもてる知識や知恵を提供してくれ、そこから成果が生まれてきたのだと思う。・・・
故松下幸之助翁談
私の人生のテーマは明確です。「自分よりも優秀な人に気持ちよく働いてもらう環境を提供し、その方々の働きをまとめて結果として出すこと」です。
そう思うきっかけとなったことは、中学時代にさかのぼります。私は中学受験をして私立中学に入学しました。
その学校には勉強が得意な人間がたくさんいて、私の小学校時代のくだらないプライドはズタズタになり、悶々とした日々を過ごしていました。
そんな中、故城山三郎氏の小説を読む機会が多く、氏の小説に登場する実業家、政治家は非常に魅力的でした。そんな登場人物に
共通項がありました。必ずしも勉強ができるわけでないが、人とのかかわりが非常に上手く、周囲の人に実によく働いてもらっていました。
私も、「これだ！」と思い、悶々とした気持ちが晴れたのです。
