社長ブログ President Blog

のんびりと

終日自宅でのんびりと過ごしましました。

夜は会社に提出する年末調整の資料を作成しました。お酉さん、年末調整と年の瀬が迫っていますね。

新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス 池上彰著、佐藤優著 読了

印象に残った点、引用
1.・・・皮肉なことに「平和」と結びつくのは、「平等」ではなく、「格差」。そして「平等」に結びつくのは、
「戦争」なのです。
 国民国家的な体制をとっているかぎり、戦争が起これば、金持ちの子供も、庶民の子供も、「平等」に「戦争」へ
行かざるを得ない。また戦費を調達するために、累進課税制をとらざるを得ない。・・・
2.・・・格差の壁を超えるにはやはり教育が重要だ、ということに彼らも気づくのですが、
教育はむしろ子供たちを選別する機能を果たしている。格差の解消ではなく、格差の固定を教育が促している。・・・
3.・・・ピケティの仮説では、戦争以外では、格差は解消できない。戦争を起こさず所得の再分配をするには、
やはり金持ちへの資産課税をするしかない。・・・
4.・・・新自由主義によって拡がった子供の貧困と経済格差と教育格差の連鎖こそ、われわれの社会を脅かす
最大の危機なのですから、真剣に検討するに値ます。・・・
5.・・・謝罪というのは、内発的に生じないと謝罪にはなりません。向こうから謝りたい言ってきたら、
断る必要はないけれども、こちらから「謝れ」と要求する話ではない。・・・
6.・・・ナルシシズムの肥大化した根拠のない全能感を持つような指導者は必要ない。民衆にへりくだることができ、
弱い人々と共に進むことができるリーダーが、本当に強いのである。・・・