社長ブログ President Blog

世知辛い

土曜の午前中のルーティーンを行おうとしたのですが、いつも利用しているプールがイベントで貸切だったため
水泳、サウナはできず、炎天下の中、中落合~新宿のウオーキングのみとなりました。

小学5年生の息子が小学校の夏の行事で今月下旬に二泊三日の予定で区の施設でキャンプを体験します。
予定表を見たところ、太巻きつくり、牛の乳搾り、魚のつかみ取り、キャンプファイヤー、肝試し、飯盒炊爨、ハイキング等など
どれも楽しそうなメニューが目白押しで、私が参加したいくらいです。(笑)
しかし、驚くことに四分の一近くの生徒が参加しないとのことです。理由の多くは、中学受験のための夏季講習を
キャンプよりも優先する為です。各家庭それぞれの考えがあってしかるべきですが、私には理解できません。
都会の子供にとって、自然の中での体験は何ものにも代えがたいものと考えます。
小学5年の夏休みに楽しい学校の行事を休んでまで勉強して意味があるのでしょうか?数十年生きる中で、3日間のキャンプ期間中は
誤差の範囲内です。人間は勉強を死ぬまでやり続けなければなりません。勉強の目的は、「良い学校に入る」、「良い会社に入る」ではなく
将来大人になって社会の中で生き抜く為の、知力、精神力、体力を養うことです。そして「将来自立して生き、社会に如何に貢献する」には
どうすればよいかを常に考えなければなりません。

引率の先生方も、参加を強制することもできず、不参加者が多いことを残念がられています。
なんだか世知辛い世の中ですね。ちなみにうちの息子はこのキャンプを含めて、夏休み中に計3回のキャンプに参加する予定です。