社長ブログ President Blog

緊急事態宣言

ずいぶん遅くなりましたが緊急事態宣言がでました。「やっと来たか」の感覚です。
とにかく今できることを粛々と行うだけです。

以下は昨日全社員に送付したメールです。

社員の皆さんへ

お疲れ様です。下前です。
以下長文です。

明日にも「緊急事態宣言」が発令されるというニュースが流れています。
「緊急事態宣言」が出る前と、出た後においても、我々の生活は法的拘束力という意味で
変わりはありません。「緊急事態宣言」は、我々に自制心を求めているのです。

現在最も大切なことは、「新型コロナウイルスといかに付き合うか」ということです。
つまり以下3項目の徹底に変化はありません。

1.自らが新型コロナウイルスに感染しないように最大限の努力をする。つまり3密の徹底。
2.最大限の努力をしていても感染する場合もありえる。その場合は、家族、同僚に
うつさないように努める。
3.社会、経済との折り合いを考えながら行動する。

現在当社社員の働き方は3つに分かれています。
1.通常勤務
2.一部リモートワーク
3.完全リモートワーク

業務においてリモートワークが向かないものもあります。
具体的例をあげると、運用系業務と営業系業務です。
当社の行っている運用系業務は、どうしても止めることができない社会インフラを
担っていることが多く、継続せざるを得ない面が多くを占めています。
現場に出勤することそのものが業務になっています。

営業系業務の主な目的は、エンジニア或いはクライアントの機微に関わることの問題解決です。
その際にメール、電話での対応には限界があり、直接対面での対応が必要になることが多く
なります。営業系社員(内勤者)も既に一部リモートワークを行ってきました。
しかし、リモートワークであっても、結果として外出しての対応にならざるを得なくなり、
朝の通常の通勤がなくなっただけのケースも多々ありました。

営業系社員も明日からフルリモートに変更します。仕事のレベルを落とさないためにも
WEB会議等をセカンドベストな選択として用いらざるを得ません。

また先日のメールにて1995年の阪神淡路大震災、2008年のリーマンショック、2011年の
東日本大震災について書きましたが、現在在籍する社員と共にリーマンショック、東日本大震災を
乗り越えた実績もあります。

人類の歴史は飢饉、戦争、疫病との戦いとも言われています。
歴史を振り返ると、痘瘡(天然痘)・麻疹(はしか)・赤痢・コレラ・インフルエンザ・癩・
結核・梅毒等の疫病と戦い、結果として今に至っています。
今回の新型コロナウイルスとの戦いも、長い人類の歴史の中の一つとすれば「大きな戦いが来た。
真剣に戦うか」と考えています。

新型コロナウイルスとの戦いは、予防法・治療法が確立しないことには終息しないでしょう。
長い戦いになると予測されます。

深刻なことばかりを書きましたが、話題を変えます。
先日、志村けんさんがお亡くなりになりました。私は物心ついた時から、ドリフターズの
「8時だよ全員集合」を見ていました。
皆さんにとって、志村さんと言えば、「バカ殿様」、「志村動物園の園長」のイメージが
強いかもしれません。
たけしさん、ダウンタウンの松ちゃんの尖がったお笑いとは違い、志村さんのお笑いからは
「温もり」を感じます。
私は、たけしさん、松ちゃんのお笑いも好きですが・・・

現在の殺伐とした中、志村さんの追悼番組を見ると、彼の人に対する優しさを感じ、
気持ちも温かくなりました。

最期に
新型コロナウイルスとの長期の戦いの中で、心、体の両面の健康が一層大切になります。
緊張感を持つ、そして緩める。緩めるにあたり先に書いたお笑いはいいですね。
このような時だからこそ笑いましょう。
そして適度な運動を継続する。食事、睡眠など一層健康管理には気を付けてください。
健康を維持しつつ生き延びましょう。会社としても出来るだけのカバーをします。
気軽にご相談、ご連絡ください。

宜しくお願いします。