社長ブログ President Blog

私の新入社員時代(嫌いな言葉編)

街中にスーツの似合わない集団に遭遇する時期になりました。皆さん初々しいですね。
弊社の4月度入社研修生5名は4日(金)から研修です。期待の5名に会うことを楽しみにしています。

新入社員時代に嫌いになって、使わなくなった言葉があります。

「忙しい」

新人で配属されると同期は自分をアピールしようと、「忙しい」を
連発して忙しく動いていました。私はそんな彼等、彼女達を醒めた目で見ていました。
私よりも年次の上の先輩たちの働き方を見ると、「忙しい」を連発して
バタバタしている人、重たくデリケートな仕事をしているが「淡々」と仕事を
している人それぞれです。新人の私の目で見ても「忙しい」を連発している人は
仕事が出来そうに見えませんでした。

だから私は「忙しい」という言葉を使いたくなくなり、決して使わなくなりました。
「忙しい」を言うこと自体が、現在やっている仕事がオーバーフローしていることを
表現している事だと考えたのです。さらに言うと自分の能力の限界を、
周囲にさらけ出している様にも思えたのです。恥ずかしいことにも感じました。

私自身要領の悪いタイプなので、かなりの頻度で自分の中でぎりぎりの状況に
陥ることがありましたが、「忙しい」と言いませんでした。周囲から「最近どう?」と
聞かれても、いつも「ぼちぼちやっています」と答えていました。ですから
一部からは「下前さんはいつも暇そうでいいですね」と言われていました。
周囲がどう言おうと関係ありません。自分のペースで着々と仕事をこなしていくだけです。

4月度生5名はどのようなタイプかな?