社長ブログ President Blog

奥は深い

投手の球速が2,30年前と比較して
びっくりするくらい上がっています。

2,30年前だとコンスタントに140キロ
以上のストレートを投げれば速球派、
145キロ以上だと超速球派、
150キロ以上だと異次元の速球派と
言われていましたが、今では高校生でも
140キロ以上を投げる投手は
珍しくありません。

昔ドラゴンズの鈴木孝政投手、
小松辰雄投手が抑えとして
活躍していた当時、150キロ超の
ストレートと鋭く落ちる
フォークボールを投げ込み
両投手が9回のマウンドに上がると
絶望的な気分で観ていました。

現在は並みの中継ぎ投手でも
ボールの切れはともかく150キロ前後を
普通に投げ、一流どころは
150キロのフォークボールを
操ります。

ただスワローズの大ベテランの
石川投手は130キロ程度のストレートで
バッターを押し込み、打ち取ります。

トレーニング方法の進化で
球速のUPと球速の緩急を使い
遅いストレートでバッターを打ち取る。
野球の奥は深いですね。