社長ブログ President Blog

真っ当な意見

ネスレ日本元社長、ジャニーズ
性加害問題は「20年以上前から
噂として知っていた」一度もタレント
起用せず
スポニチアネックス引用

・・・今更、ジャニーズ事務所の
タレントと契約しないという
大手クライアントこそ、この手の
問題を知っていたはずだし、
知らなかったとしたら恥ずべきことだ。
それ以上に、日本のメディアは
クライアントの不祥事や人気芸能
事務所の問題に蓋をして、
事が起こってから白々しく報じる
体質だと理解しておくべきだ・・・
引用

高岡氏の意見は、極めて全うです。
1980年代に、元所属タレントが告発の
書籍を出版し、一部の週刊誌で
取り上げられました。
当時、大学生であった私も、
この問題を知っていました。

加害者だけでなく、この問題に対して
沈黙を保っていたマスコミや
スポンサーも責任があります。

犯罪の疑いがある場合、マスコミが
その真相を追及するのは自然な
ことです。しかし、その役割を
果たさず、スポンサーは自らの利益の
ためにジャニーズ事務所との関係を
継続していました。

ジャニーズ事務所の今後について、
もしタレントたちに非がないと
考えるなら、彼らの他事務所への
移籍や独立を認め、ジャニーズ事務所
自体は被害者への支援機関としてのみ
機能すべきでしょう。

多数の芸能事務所が存在しており、
ジャニーズ事務所がタレントの唯一の
選択肢であるわけではありません。

先日の記者会見で見られた前社長と
新社長の姿勢から、適切な対応が
期待できるとは感じられません。
全ての被害者の救済が終わった後、
組織として表舞台から姿を消すことが
望ましい。

また現在のジャニーズ事務所に対する
マスコミ、スポンサーの手のひら返しは
中国の諺である「水に落ちた犬を
叩く」が如くです。