社長ブログ President Blog

選挙権

推定投票率53%台 戦後3番目に低い可能性
共同通信引用

近年の選挙における投票率は極めて低い
水準にあります。投票率が二人に
一人という現状では、選挙結果が
果たして民意を正確に反映しているのか
疑問を感じざるを得ません。投票率が
低迷しているままでは、特定の宗教団体
や業界団体を支持基盤とする候補者が
有利になりやすくなってしまいます。

私は以前から本ブログでインターネット
投票の導入を提案しています。
セキュリティ面での懸念があるとの声も
ありますが、現在では競馬の馬券や
株式の取引もネットで行われており、
技術的な進歩は十分に進んでいると
考えます。

一部では投票率向上策として、有権者に
罰則やインセンティブを与える案も検討
されていますが、これらの手段は本来の
選挙の趣旨とは異なるのでは
ないでしょうか。現在、18歳で成人し、
選挙権を行使できるようになりました。
投票率を向上させるためには時間が
かかるかもしれませんが、義務教育の
中で選挙権行使の重要性を教えることが
重要です。

ちなみに、我が家の息子は今年9月に
18歳になり、昨日初めて投票に
行きました。選挙権の獲得は、多くの
先人たちの尽力の成果です。健全な
民主主義の発展のためには、有権者が
積極的に選挙権を行使することが
不可欠だと考えています。