社長ブログ President Blog

金融危機

自宅近くの柿も良い色づきになってきました。

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アメリカ発の金融危機が世界中を席巻しています。一刻も早く根本的な対応を行わなければなりません。
根本的な対応とは経営不振の金融機関に対する公的資金の注入です。不良債権の買取では甘いです。
日本もバブル崩壊後不良債権に悩まされました。公的資金の投入まで、数年間逡巡しましたが
公的資金を強制的に注入することにより金融機関に対する信用不安がなくなりました。その後景気が回復し、
好景気が続いたのです。

金融機関の経営不振→信用不安→信用収縮→企業にお金がまわらない→企業活動が停滞する→企業の倒産→大恐慌

この負の連鎖を断ち切るためにも金融機関に対する迅速な公的資金の注入が必要です。今回の金融危機は
アメリカ発ですが、経済のグローバル化によりアメリカだけの問題ではなく、日本を含む全世界に
甚大な影響を与えています。日経平均を見ると昨年は18,000円をつけていましたが、本日は8,000円を
切ろうとしています。またこの1ヶ月の下げ方も尋常ではありません。経済のグローバル化のため
全世界の協調が必要です。特に日本はバブル崩壊から公的資金の注入により復活したのです。この教訓を
他国に示すべきです。

高給を食んで、やりたい放題やってきた金融機関を税金で救うことは感情的には抵抗があります。しかし、
ここで金融機関の信用不安を取り除かない限り、経済の建て直しなどあり得ません。政府、日銀は
アメリカに対して毅然とした姿勢で公的資金注入を主張すべきです。

対応策のポイント
1.公的資金注入
2.スピード
3.世界の金融当局の協調

10月生は昨日から外部提携教育機関での研修ですが、朝は会社に出社し前日学んだ内容を
技術研修担当の石井君と確認します。

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9月生実機研修
DHCPサーバの構築です。