社長ブログ President Blog

日常の当たり前

昨日の日経新聞スポーツ欄のコラムにて
二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が
とても良いことを書かれていました。

・・・こうした場では後援者の隣で
話しを聞くだけではなく、
食事を取り分けたり、空いたグラスに
ビールをついだりしなくてはならない。
私は若いころ先代師匠や兄弟子から
会食の場でこの「給仕」の大切さを
教わった。

 おかげで表情や目線から相手が
今何を求めているかを読み取り、
自分が次に何をすべきかを先回りして
考え、行動する癖がついた。

これができなくて強い力士に
なれるわけがない。土俵上でも相手の
表情や動作のわずかな変化を
見逃さないことが勝負を
左右するからだ。稽古土俵に落ちている
ゴミを拾わない力士もものにならない。
足元のゴミに気づかないのは、
常にアンテナを張っていないからだろう。・・・
引用終わり

親方は日常の当たり前を
説かれています。これは私自身、
弊社の全ての社員にも当てはまります。
テクニック的なことばかりに目を
向けても大成しないでしょう。
日常の何気ないことに
常に注意を振り向けることが
できるようになれば、
自ずとプライベート、
ビジネスの両方において
結果がついてくると考えます。