社長ブログ President Blog

本能

帰らぬ兄に代わり語る 京都の
89歳男性、沖縄戦跡地で感じた無念
毎日新聞引用

本日は、第二次世界大戦中の沖縄戦が
終結した日であります。

本記事にコメントしている方の
兄弟は、沖縄戦で殉じられ、
遺骨すら残らず、白布で包まれた箱に
名前が記された木札だけが家族の元に
戻ってきました。

その戦死された方は徴兵され、
戦地に送られた普通の人であり、
残された家族もまた、普通の人でした。

現在、ウクライナで進行中の事態も
同様です。戦闘の最前線で戦う
ウクライナ人もロシア人も普通の
人であり、それぞれに家族が
存在します。

人間の本質は、遥か昔から
変わっていません。我々の本能は
不変であると言えるでしょう。
人類の歴史は、度々戦争の歴史と
称されます。第二次世界大戦後、
我々は理性を駆使して戦争を
防ぐ方法を模索しましたが、
結局は本能の前には無力であるという
悲しい現実に直面しています。

この事実は、本当に残念なことです。