社長ブログ President Blog

叱る

当社では社会人という観点で弛んだ行動が見受けられると、思いっきり叱られます。叱る、怒るについて過去にも
書いています。システムは人間が開発し、人間が運用・保守するのです。IT技術者を志すのであれば、
技術はあって当たり前で、さらにその上に人間力がないことには一人前の技術者とは言えません。
昨今のシステムは規模が大きくなり、一人で仕事をすることはありません。大なり小なりチームを
組んでの作業となります。その際に人間力が無い事には、チームメンバーの信頼を得ることが出来ません。

また、真剣に叱ろうとすると、叱る方が叱られる方よりも疲れるのです。相手に対して真剣に向き合って
いるからです。

伸びる技術者の条件の第1項目は、「素直な心」です。「素直な心」を持って叱られた事を受け止めることが
出来るのか或いは出来ないかによって将来は自ずと決まります。現在は若手であっても、将来後輩達を指導する
立場になると必然的に叱らなければならない局面に立ちます。その時に適切に叱ることが出来なければ
チームをまとめることは出来ません。

「叱られる」事を光栄だと思い、近い将来「叱る」際は相手の事をしっかりと慮ってください。

連休中に10月生のK君が早速ITILに合格しました。おめでとうございます。