私は日本の政治家に対して期待していません。本来なら百年に一度と言われている経済危機に対して
政治家がリーダーシップを発揮し、スピード感を持って物事に対処すべきと考えますが
日本ではそんなことはありえないでしょう。
政治家がリーダーシップを発揮し、スピード感を持って物事に対処すべきと考えますが
日本ではそんなことはありえないでしょう。
首相である麻生氏自身が経済危機の中、何をすればよいのかわからない状況です。発言がぶれることが
当たり前のようになっています。先日辞任し中川前財務大臣の酔っ払い会見は全世界に日本の恥を
晒してくれました。
与党が体たらくなら野党第１党に期待すべきなのですが、「政権交代」と連呼している民主党の
党首が昔ながらのゼネコンとのズブズブの関係を露呈しました。公共事業受注企業が「清い心」を
持って政治家に献金をするはずがありません。何らかの見返りを期待することは当然でしょう。
小沢氏サイドも突出して献金してくれる団体については調べるべきです。「献金した相手が
どのような団体なのか調べようも無い」と人を馬鹿にしたようなコメントを繰り返しています。
与党、野党第１党ともにまさに「どんぐりの背比べ状態」です。「どんぐり」と比較したら「どんぐり」に
失礼だと言われるかもしれません。このような状況が株価にも現れ、日経平均は今日もバブル後最安値を
更新しています。外国人投資家からは政治の停滞、実行する経済政策（定額給付金支給等)が実体経済に
追いついていないことに嫌気を差されて売られています。
政治家には、素晴らしい経済政策、予算を期待していません。並み程度の経済政策、予算で構わないので
これ以上実体経済の足を引っ張る材料を出さないで欲しいだけです。つまり、政治家に言いたいことは
「これ以上ビジネスの邪魔をしないでくれ」です。
