社長ブログ President Blog

景気雑感その4

昨日内閣府が発表した景気動向指数は改善しています。
「先行指数が明確に反転しており、実際の景気が数カ月後に一致して上昇するとみられる」
「生産などで下げ止まりを示しているが、雇用は弱い状況が続いており、消費も明確に回復しているわけではない」
ポイントは上記二点です。

私自身ビジネスの現場で「最悪期は脱し、超低空飛行ではあるが改善している」と感じています。
但し、大きな心配があります。それは新型インフルエンザです。インフルエンザのウイルスは高温多湿に弱いため
夏場は感染が広がら無いにも拘らず、じわじわと国内に蔓延し、甲子園出場を決めた天理高校野球部も
集団感染しています。

秋、冬にウイルスが活発化し、新型インフルエンザが大流行するとせっかくの景気回復の流れに大きな影響を
与えることでしょう。人、モノの流れ、モノつくりの現場に致命的なダメージを与えるからです。
本格的な景気回復は今年の秋、冬に新型インフルエンザを克服できるかにかかっていると言えます。