本日は王延翔氏にナビゲートしてもらいました。まずあさイチで深圳清華大学研究院海外提携部門を訪問し、
中国における起業、経済状況をヒアリングしました。
中国における起業、経済状況をヒアリングしました。
国を挙げての産学協同に取り組んでいる様子が熱く伝わって来たのですが、組織図の中に日本を提携先の
ターゲットとしているセクションは存在しませんでした。アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシアはあるのですが・・・
海外における日本の存在感が無くなっている顕著な例と言えるでしょう。
またこの研究院に限ったことではないでしょうが、自然科学系に教育が偏っており、今後IT、バイオ等の分野が進めば進むほど、
倫理観、歴史観等の社会科学系の素養が必要になってくるはずです。そこが中国の数少ない弱点ではないでしょうか？
その後、深圳ビジネス街に立地するインキュベーションセンターの見学です。
オフィスビル街のある一街区の数棟のビルすべてがインキュベーションセンターとして機能しており、
インキュベーションセンターでそれぞれ特徴があります。中国共産党系、テンセント系等様々です。
日本にはこのようなインキュベーションセンターの集積地は存在しません。
地下鉄で日本の秋葉原を模して作ったといわれている華強北（ホアチャンベイ）へ移動しました。ここの規模は
本家の秋葉原の売り場面積比で20倍以上の規模にまで成長し、秋葉原以上に様々な電子製品が販売されており、活気に満ちています。
ここにもインキュベーションセンターが設けられ、先に訪問したビジネス街のインキュベーションセンターとは違い
雑然、混沌とした雰囲気を醸し出しており、欧米系の人間も複数名、日本人は1名と、そこに普通に溶け込んでいました。
夜の深圳ビジネス街の様子です。新宿西口の高層街を遥かに凌ぐ高層ビル群が立ち並び、ここが中国であることを忘れてしまいます。
